情報確認日:2026年10月18日
東京都で太陽光発電や蓄電池を導入するなら、東京都と住んでいる区の補助金を分け、受付・機器・申請順序を確認しましょう。太陽光発電の補助金は住宅区分と出力、蓄電池の補助金は容量・対象経費・契約条件で変わります。見積書にある上限額の足し算が、そのまま受給額になるわけではありません。
23区の補助金は同じ状況ではありません。目黒区・北区は受付終了、品川区も戸建て向けの受付停止を案内しています。練馬区は10月13日に再開し、板橋区は10月から太陽光発電のポイント制度が始まりました。太陽光発電・蓄電池の見積もりに古い補助金が入っていないか、下の23区一覧から確認してください。
| 太陽光発電・蓄電池の補助金で見ること | 比較する内容 | 見積書で用意するもの |
|---|---|---|
| 補助金の受付 | 終了・次期受付前・受付中を区別 | 太陽光発電等の公式案内と確認日 |
| 補助金の申請順序 | 太陽光発電等の契約・着工の前後を確認 | 契約・着工・完了・支払・報告の予定 |
| 補助金を受けた後の負担 | 太陽光発電・蓄電池の対象経費と他制度の控除 | 補助金を引く前の機器・工事の内訳 |
東京都の太陽光発電の補助金は、住宅区分と出力で計算する
東京都の太陽光発電の補助金は、既存住宅と新築住宅で単価が違います。既存住宅は3.75kW以下なら15万円/kW・上限45万円、超える場合は12万円/kWです。新築は3.6kW以下なら12万円/kW・上限36万円、超える場合は10万円/kW。太陽光発電の補助金を、どの住宅でも上限45万円と考えないでください。
説明用に既存住宅の対象出力4kWなら、太陽光発電の単価計算は4×12万円=48万円です。ただし、対象経費等の上限もあります。太陽光発電のパネル合計だけでなく、パワコン出力との関係や端数処理を、東京都の太陽光発電補助金の公式条件へ照合してください。
補助金を増やすためだけに太陽光発電を大きくする必要はありません。屋根の影・向き・改修予定を反映した発電予測と、家で使う電気量を先に見ます。架台や防水等の追加助成を見込む場合も、どの太陽光発電工事が対象かを別の内訳にして、基本の補助金と区別しましょう。
東京都の蓄電池補助金は、10月以降の対象機器と税抜経費を確認する
東京都の蓄電池補助金は、新しい蓄電池パッケージが10万円/kWh、ユニット増設は6万円/kWhを基準とします。DR実証に参加しない場合の上限は、蓄電池パッケージ120万円/戸、増設72万円/戸です。蓄電池の税抜対象経費から国・他自治体の補助金を差し引き、容量等による計算額とも比べて上限を確認します。
2026年10月1日以降の事前申込では、原則としてSIIの令和8年度登録の蓄電池が対象です。4〜6月の契約等には例外があります。蓄電池の補助金で見積書を照合するときは、メーカー名だけでなく、登録年度と正式型番、事前申込日をそろえましょう。東京都が対象とする蓄電池と、区が対象とする蓄電池が同じ条件とは限りません。
DR実証の補助金加算は条件により10万円・15万円ですが、IoT機器が蓄電池パッケージに含まれる場合などで扱いが変わります。蓄電池の実績報告前のDR契約と、金融機関発行の証明書等も必要です。詳しくは東京都の蓄電池補助金の計算と手続きで確認してください。太陽光発電の補助金とは申請・経費を分けて管理します。
23区の太陽光発電・蓄電池補助金と受付状況
一覧は、個人の住宅で太陽光発電・蓄電池を検討するための入口です。集合住宅・事業所の補助金枠を、戸建てへそのまま使わないでください。区名のリンクは個別記事、公式案内のリンクは補助金の根拠です。受付が終わった補助金も、既に申請済みの方の報告手続きとは分けて確認します。
| 区 | 設備・金額の条件 | 受付・申請時期の確認 | 根拠 |
|---|---|---|---|
| 千代田区 | 太陽光発電・蓄電池の補助金はいずれも対象経費の20%。住宅用の合計上限100万円 | 着手前の申請。対象工事と他制度の控除を確認。申請は2027年2月15日まで。利用後の報告も確認 | 千代田区の太陽光発電などの補助金の公式案内 |
| 中央区 | 通常:太陽光発電の補助金:10万円/kW・上限35万円、蓄電池の補助金:1万円/kWh・上限10万円 | 中央エコアクトの区分では増額。工事開始の2週間前までを目安に申請。完了・支払は2027年3月15日まで、報告は3月31日まで。予算で終了 | 中央区の太陽光発電などの補助金の公式案内 |
| 港区 | 個人:太陽光発電の補助金:10万円/kW・上限40万円、蓄電池の補助金:初期実効容量4万円/kWh・上限20万円 | 着工前申請・交付決定後に着工。容量の定義に注意。申請2027年1月29日まで、完了報告2月26日まで | 港区の太陽光発電補助金の公式案内 |
| 新宿区 | 太陽光発電の補助金:10万円/kW・上限30万円(個人住宅)。蓄電池の補助金:1万円/kWh・上限10万円(個人住宅) | 第2期は終了。第3期は11月2日開始予定と公式に案内。施工・支払完了後に申請。第3期は11月2日〜12月25日、第4期は2027年1月12日〜3月12日。各期予算で終了 | 新宿区の太陽光発電などの補助金の公式案内 |
| 文京区 | 太陽光発電の補助金:7万円/kW・上限35万円。蓄電池の補助金:2万円/kWh・上限10万円。太陽光発電又はエネファームとの接続等が条件 | 公式ページで予算に対する申請額の割合を公開。設置月別の期限を確認。設備設置後、設置日に対応する申請期間内に申請。設置月ごとの期限表を使う | 文京区の太陽光発電などの補助金の公式案内 |
| 台東区 | 終了した募集:太陽光発電の補助金:5万円/kW(区分別上限)、蓄電池の補助金:1万円/kWh・上限10万円 | 前期・後期とも新規の事前申込受付終了。後期の抽選結果は9月11日公表。採択者は完了・支払・報告を2027年2月15日まで | 台東区の太陽光発電などの補助金の公式案内 |
| 墨田区 | 太陽光発電の補助金:5万円/kW・上限20万円(工事費との比較あり)、蓄電池の補助金:定額5万円 | 着工1か月前から7営業日前までに申請。他助成の控除を確認。受付は2027年2月26日まで。予算で終了 | 墨田区の太陽光発電などの補助金の公式案内 |
| 江東区 | 太陽光発電の補助金:単独5万円/kW・上限20万円。蓄電池と同時申請は6万円/kW・上限24万円。蓄電池の補助金:単独1万円/kWh・上限10万円。同時申請は2.5万円/kWh・上限20万円 | 工事前申請の制度。予算と着工前の審査日程を確認。工事着工前に申請。受付は2027年3月15日必着まで。区は着工1か月以上前の余裕を案内 | 江東区の太陽光発電などの補助金の公式案内 |
| 品川区 | 太陽光発電の補助金:区民向けAは5万円/kW・上限20万円。蓄電池の補助金:区民向けAは3万円/kWh・上限30万円 | 区民向けA区分は予定件数超過。全体にも受付停止の案内あり。設置完了後の申請。現在の停止と各区分の状況を確認し、新規交付を前提にしない | 品川区の太陽光発電などの補助金の公式案内 |
| 目黒区 | 太陽光発電の補助金:終了した年度制度の条件は3万円/kW・上限15万円。蓄電池の補助金:終了した年度制度の条件は本体価格の3分の1以下・上限7万円 | 令和8年度の区の設備設置費助成は予算到達で受付終了。新規の区申請を見込まず計画する。再開や次年度制度は公式発表を待つ | 目黒区の太陽光発電などの補助金の公式案内 |
| 大田区 | 太陽光発電の補助金:A工事の通常区分は対象額10%・上限20万円。蓄電池の補助金:太陽光発電に蓄電池を追加する対象工事等の条件を確認。標準工事費は助成額そのものではない | 住宅リフォーム助成の条件で確認。太陽光・蓄電池専用の単独制度と区別。工事前に事前申込。仮申請は2027年1月29日まで、本申請は3月19日17時まで | 大田区の太陽光発電関連工事の公式条件 |
| 世田谷区 | 太陽光発電の補助金:確認した令和8年度エコ住宅補助金の対象メニューに含まれない。蓄電池の補助金:同エコ住宅補助金の対象メニューに含まれない | 令和8年度エコ住宅補助金は窓等の改修が中心。太陽光・蓄電池設置と区別。太陽光と蓄電池は東京都の事前手続き等を確認。区の断熱改修を行う場合は別の要領と工程で申請 | 世田谷区エコ住宅補助金の公式案内 |
| 渋谷区 | 太陽光発電の補助金:区の電力切替支援はパネル設置費への直接補助ではない。蓄電池の補助金:区の電力切替支援は蓄電池購入費への直接補助ではない | 確認した区制度は再エネ100%電力への切替支援。設置補助と区別。対象の再エネ100%電力へ切替後、要件に沿って申請。3万ハチペイの交付と継続報告を確認 | 渋谷区の電力切替支援の公式案内 |
| 中野区 | 太陽光発電の補助金:定額15万円。公称最大出力2kW以上などの条件。蓄電池の補助金:定額10万円。4kWh以上、太陽光発電接続などの条件 | 前期は予算到達で終了。後期は11月30日8時30分開始予定。設置後に電子申請。後期は11月30日8時30分〜2027年2月28日。設置対象期間は2026年2月1日〜2027年1月31日 | 中野区の蓄電池補助金の公式案内 |
| 杉並区 | 太陽光発電の補助金:4万円/kW・上限12万円。蓄電池の補助金:定額5万円(対象となる定置用リチウムイオン蓄電池) | 公式に受付期間と予算状況を掲載。申請時にも残枠を確認。工事・支払完了後に申請。受付は2027年2月26日まで、対象の設置・工事完了は2027年1月31日まで | 杉並区の太陽光発電などの補助金の公式案内 |
| 豊島区 | 太陽光発電の補助金:2万円/kW・上限8万円、蓄電池の補助金:1万円/kWh・上限5万円 | 工事完了後の申請。対象設置日は2026年2月1日〜2027年1月31日。受付2026年5月25日〜2027年3月1日。残予算を確認 | 豊島区の太陽光発電などの補助金の公式案内 |
| 北区 | 終了した募集:太陽光発電の補助金:8万円/kW・上限20万円、蓄電池の補助金:1万円/kWh・上限10万円。区内業者加算あり | 9月25日15時15分に予算到達で受付終了。今回の新規契約では区補助を確定した収入へ含めない | 北区の太陽光発電などの補助金の公式案内 |
| 荒川区 | 太陽光発電の補助金:2万円/kW・上限30万円(区内)又は25万円(区外)。蓄電池の補助金:5千円/kWh・上限15万円又は10万円 | 設置・支払後に申請。区内業者区分と対象経費を確認。10月16日更新の令和8年度案内。予算残額も申請時に照合 | 荒川区の太陽光発電などの補助金の公式案内 |
| 板橋区 | 太陽光発電の補助金:2万ポイント/kW・上限8万ポイント。東京都の助成額確定等が条件。蓄電池の補助金:いたばしエコポイントの設備導入メニューは対象外 | 10月開始の太陽光向けポイント制度あり。蓄電池は同ポイントの対象外。第1期10月1日〜11月20日、第2期12月1日〜2027年1月20日。東京都の助成額確定は2026年12月31日までなどの条件 | 板橋区の太陽光発電ポイントの公式案内 |
| 練馬区 | 太陽光発電の補助金:定額8万円(既存住宅等の要件あり)。蓄電池の補助金:令和8年度の区の対象設備一覧に定置型蓄電池は掲載なし | 10月13日に申請受付を再開。公式の予算残額も確認する。設置完了後に申請。対象設置日は2026年4月1日〜2027年3月31日、申請は2027年3月31日まで | 練馬区の太陽光発電などの補助金の公式案内 |
| 足立区 | 太陽光発電の補助金:6万円/kW・上限24万円。区内事業者との契約は7.2万円/kW・上限28.8万円。蓄電池の補助金:上限5万円。区内事業者との契約は上限6万円 | 10月13日時点の公式表では第3期受付中。設置・支払後に申請。第3期は10月1日〜12月28日、第4期は2027年1月4日〜2月26日。各期予算で終了 | 足立区の補助金受付状況(太陽光発電など) |
| 葛飾区 | 太陽光発電の補助金:6万円/kW・上限30万円(個人住宅)。蓄電池の補助金:対象経費の4分の1・上限20万円(個人住宅)。併設の条件で5万円加算 | 工事前の事前協議が必要。予算と回答書の到着を確認。原則、着工4週間前までに事前協議。回答書到着後に工事。受付は2027年3月31日必着まで | 葛飾区の太陽光発電などの補助金の公式案内 |
| 江戸川区 | 太陽光発電の補助金:再エネ100%電力切替の基本2万円に、条件を満たす設備導入で2万円上乗せ。蓄電池の補助金:定置型は同上乗せの対象条件を確認。ポータブル蓄電池の1万円とは別 | 太陽光・定置型蓄電池の単独メニューは終了。再エネ切替と設備導入の上乗せを確認。再エネ電力への切替時期と設備導入の前後6か月等を照合。受付状況と継続利用を確認 | 江戸川区の電力切替補助金の公式案内 |
受付中の補助金でも、太陽光発電の見積書だけで予算枠は確保できません。対象機器・住宅・申請者を満たして必要書類をそろえる段階と、交付決定を受ける段階を区別しましょう。新宿区の次期や中野区の後期など、これから始まる補助金は、必ず受け取れる収入として太陽光発電・蓄電池の契約額から差し引かないことが大切です。
太陽光発電・蓄電池の補助金は、工事前の手続きを工程表に並べる
太陽光発電や蓄電池を契約する前に、東京都の事前申込、区の申請・事前協議、交付決定、着工、設置、支払い、実績報告を一枚に書きます。補助金によって「契約前」と「着工前」は意味が違います。区の補助金が設置後申請でも、東京都の太陽光発電・蓄電池の事前手続きを後回しにしてよいとは限りません。
江東区の太陽光発電等は着工前の申請と交付決定、葛飾区は事前協議回答書の到着を確認します。足立区の太陽光発電等は設置・支払い後の申請です。補助金の申請順序が違うため、施工会社へ工事日だけを頼むのではなく、どの補助金を誰がいつ申請するかを工程表に残してもらいましょう。
補助金の代行手数料には、書類作成だけか、不足書類の修正・実績報告まで含むかも確認します。太陽光発電の工事写真、蓄電池の型番・保証書、支払証明と申請の控えを、自分でも保管してください。補助金の受付番号と連絡先が分かれば、担当者が変わった場合も進み具合を確かめやすくなります。
補助金を引いた後の価格だけで、太陽光発電・蓄電池を選ばない
太陽光発電4kWの東京都の単価計算48万円と、蓄電池6.5kWhのパッケージ65万円に、区の補助金の上限を足した額が必ず交付されるわけではありません。補助金ごとに、太陽光発電・蓄電池の対象経費、単価計算、他制度控除、見込額を出してもらいましょう。値引き・キャッシュバックやポイント還元も、補助金の対象経費に影響する場合があります。
説明用に対象経費100万円へ他制度の補助金20万円を受ける場合、控除が必要な補助金では80万円を基に次の上限を確認します。太陽光発電と蓄電池で経費が分かれる場合もあるため、一式の契約額へ全部の補助金をまとめて当てはめないでください。区のポイントも現金と別の欄へ記入し、使える場所・有効期限・請求方法を確認します。
太陽光発電や蓄電池の代金を、補助金の交付前に支払う契約もあります。補助金を受け取った後の最終負担と、先に用意する資金を分けましょう。ローンなら金利・手数料・総返済額、修理や撤去費も比べます。電気代との比較は太陽光発電の回収試算の見方へ進んでください。
区内業者の補助金加算より先に、太陽光発電・蓄電池の機能と総額を見る
足立区や荒川区等では、区内業者区分で補助金が変わります。大田区は区内に本社がある中小事業者等の条件です。単に「その区で太陽光発電を工事する会社」という意味ではありません。補助金の加算を使う場合は、太陽光発電・蓄電池の契約相手と拠点の住所を正式な条件へ照合しましょう。
加算の補助金より工事費の差が大きければ、自己負担は減りません。同じ太陽光発電の容量・工事・保証、同じ蓄電池の容量・停電時出力・給電範囲で、補助金を引く前の総額を比較します。既設の太陽光発電がある家は、パワコンを残す案と交換する案も分けると、蓄電池以外の費用が見えます。
住宅図面と屋根の修理歴、12か月の電気使用量、既設の太陽光発電の型番・保証・売電契約を用意して相談しましょう。蓄電池の設置場所と停電時の家電も伝えます。補助金がなくても払える案かを含め、質問と回答を蓄電池の見積書チェックと同じ項目で残すと比べやすくなります。
太陽光発電・蓄電池補助金でよくある質問
受付終了の区では太陽光を設置できませんか?
区の補助金と、太陽光発電を設置できるかは別です。東京都の補助金だけの案や、補助金なしでも合う太陽光発電・蓄電池の案を比べましょう。次年度に同条件で再開するとは限りません。
国のDR補助も今から足せますか?
令和7年度補正の家庭用蓄電システム導入支援事業は、2026年5月29日に公募終了と案内されています。東京都の蓄電池のDR実証加算とは別の補助金です。終了した補助金を今の契約額から引かないでください。
見積もりを取れば予算枠を確保できますか?
太陽光発電・蓄電池の見積書だけでは、補助金の枠を確保したとはいえません。各補助金の申請受付・事前申込・交付決定のどの段階で何が決まるかを確認します。
太陽光発電・蓄電池の見積もりへ進む前に
太陽光発電の新設か、既設の太陽光発電へ蓄電池を足すかを伝え、対象の合う見積もり窓口へ相談しましょう。補助金の計算と機器・工事の比較を分け、連絡方法と現地調査の無料範囲も確認してください。
東京都の補助金の参照資料
23区の太陽光発電・蓄電池補助金の出典は、一覧表の各区の公式案内に直接リンクしています。制度と受付の確認日はいずれも2026年10月18日です。
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